顎骨骨折

顎骨骨折

顎の骨折は、転倒、交通事故、けんか、労災事故などで顔面を強打したときに起こります。顎の骨折では腫れや痛み以外に、噛み合わせがおかしい、口が開きにくい、顔が変形している、顔を触っても感覚が鈍い、物が二重に見えるなどの症状が起こります。

治療方法

受傷直後は腫れも強く、問診と触診のみでは診断が困難なこともあり、診断を確定するためにはレントゲン撮影が必須になります。治療は、ズレた骨をもとに戻し固定します。ズレがひどい場合は手術して金属のプレートで固定します。

顎骨骨折の場合は、安静を保つために一定期間(約1ヶ月)口を開けないようにすることが必要です。口を開けさせないように顎間固定(がっかんこてい)を行い、上下の歯を金属ワイヤーで縛ります。この期間は噛むことができず、食事はすべて流動食となります。

治療の目的

顎骨骨折の治療の目的は、不快な症状を改善することですが、その中でもっとも重要なのが「噛み合わせの回復」です。噛み合わせとは上下の歯がきちんと噛み合うことです。上下の歯の位置関係を指標として折れた骨の位置を調整します。噛み合わせの指標となるべき歯がない場合には、骨折前の噛み合わせの再現が困難となりますが義歯で回復させます。

下顎骨骨折

 

外傷により下顎角部と下顎骨体部を骨折した。

右下の智歯を抜歯。2つのチタンミニプレートで下顎骨骨折2箇所を固定した。

頬骨骨折

 

休日に、右の顔面を強くうって口が開かなくなり、救急外来を受診した。 「骨は折れていない」と医師より説明を受けたが、口が開かない症状が改善しないため、 かねこ歯科インプラントクリニックを受診した。 パノラマX線を撮影すると、頬骨が骨折しているのが確認できた。 大病院形成外科を紹介、そちらで全身麻酔下の整復手術が行われた。

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